疑わしいファイルの自動送信
検疫の機能を最大限に活用するには、検疫エリアに格納されたファイルが によって自動的に分析用サンプルとして弊社の専門家に送信されるようにすることをお勧めします。これにより、アップデートが提供されるまでの期間を最小限にすることができます。
これらのアイテムを送信するためには、お客様の同意が必要です。プログラムのインストール時に情報の送信を許可するオプションを有効にした場合は、既に同意しています。インストール時に有効にしなかった場合は、以下の手順を実行することで有効にできます。
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プログラムのメイン ウィンドウで [ユーザー設定] をクリックします。
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[一般] タブで、[検疫エリアに入るときアイテムを自動的に送信します] オプションを有効にします。
疑わしいファイルの手動送信
疑わしいアイテムの自動送信を有効にしている場合でも、必要なときに随時、疑わしいファイルを弊社の専門家に送信することができます。そのためには、次の手順に従います。
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メインウィンドウで [検疫] をクリックします。
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検疫エリア内の送信するファイルを選択し、[ に送信する] をクリックします。
注意 :キーボードの Ctrl キーを押しながら目的のファイルをクリックすると、一度に複数のファイルを選択できます。
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ウィザードが表示されるので、その手順に従ってください。画面に表示される手順に従います。
Windows のタスク バーのアプリケーション アイコン (時計の横) から、次の手順で弊社の専門家にファイルを送信することもできます。
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システム トレイの時計の横に表示されている アイコンを右クリックします。
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[隔離したファイルを表示する] をクリックします (このオプションは検疫エリアにファイルがあるときにのみ使用可能です)。
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弊社に送信するファイルを選択し、[送信] をクリックします。
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画面に表示される手順に従います。
アップデートがあるたびに、検疫機能は、格納されているファイルを元の場所に安全に戻せるかどうかを確認します。可能な場合は、その旨を示すメッセージが表示されます。
また、検疫エリア内のファイルはいつでも元の場所に移動できます。そのためには、以下の手順を実行します。
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検疫エリア内のファイル (複数可) を選択します。
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[復旧] をクリックします。
右クリック メニューを使用して、検疫エリア内のファイルを復旧することもできます。そのためには、目的のファイルを右クリックして [復旧] を選択します。
ファイルを元の場所に復旧した後は、そのファイルを通常どおり使用できます。
また、検疫エリア内のファイルはいつでも削除できます。削除するファイルを選択して、[削除] をクリックします。ファイルを右クリックして [削除] を選択するという方法もあります。
検疫の格納スペースがいっぱいになる場合もあります。このような場合は、不必要なファイルを検疫エリアから削除する必要があります。検疫エリアがいっぱいのときには、 からメッセージが出されます。
危険なファイルの場合には、検疫エリア内のファイルに関する詳しい情報を表示できます。そのためには、検疫エリア内のファイルを右クリックし、[情報の表示] を選択します。
では、検疫エリア内のファイルの状態が頻繁に確認されます。このとき、可能であればファイルが駆除され、もともと配置されていたフォルダに戻されます。この確認を特定のタイミングで行うには、検疫エリアで [アップデート] オプションを使用します。
このオプションは、検疫エリア内のファイルを右クリックすると表示されます。
検疫内にあるファイルの処置について
検疫エリアには、駆除できないファイルと、コンピュータに脅威を及ぼす可能性のある疑わしいアイテムが格納されます。検疫エリアでは、格納されているファイルに対していくつかのオプションを実行できます。以下のものがあります。
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ファイルを弊社の専門家に送信 (+ 情報)
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ファイルを元の場所に移動 (+ 情報)
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検疫エリア内のファイルを削除 (+ 情報)
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追加情報を取得 (+ 情報)
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アップデート (+ 情報)